ジャズプレーヤーが厳選!初心者が聴くべきおすすめのジャズ名曲10選【スタンダード編】

「ジャズに興味があるけれど、何を聴けばいいのかわからない」 「有名な曲の名前を知って、セッションやライブを楽しめるようになりたい」

そんな悩みをお持ちではありませんか?

ジャズの世界は奥深く、星の数ほどの楽曲がありますが、実は「これだけは押さえておくべき」という定番のスタンダードナンバーが存在します。

こんにちは、当サイトの管理人です。私は日頃からジャズプレーヤーとして演奏活動を行い、理論を効率的に学ぶための「コード暗記アプリ」の開発なども手がけています。

この記事では、数ある名曲の中から、「音楽理論的な面白さ」「親しみやすさ」「セッションでの頻出度」を基準に、10曲を厳選しました。CMやアニメで耳にしたことがある曲から、演奏者がこぞって練習する勝負曲まで、その背景と共に解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたのプレイリストがより豊かになり、ジャズという音楽の「深み」が少し身近に感じられるはずです。

目次

Autumn Leaves|ジャズの代名詞

ジャズスタンダードといえばこれ!というほど定番の一曲。原曲はフランスのシャンソンですが、今や世界中で最も演奏されるジャズナンバーとなりました。

  • プレーヤーの視点: メジャーとマイナーの「ツー・ファイブ・ワン」が凝縮されており、アドリブの基礎を学ぶには最適。
  • エピソード: 椎名林檎もカバーしてますね。

Fly Me To The Moon|エヴァでも馴染み深い王道曲


ダイアトニックコード中心で構成されており、初心者の方がアドリブするのにも非常におすすめの一曲。

  • エピソード: 『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングや、映画版での宇多田ヒカルによる歌唱など、時代を超えて愛されています。
  • プレーヤーの視点: ツー・ファイブが連続する美しい流れは、演奏していて非常に心地よいものです。

Take Five|5拍子が刻むモダンな緊張感

ポール・デスモンド作曲の、ジャズには珍しい「5拍子」の楽曲。

  • プレーヤーの視点: 5拍子ゆえに敬遠されがちですが、実は「スケール一発」でアドリブができる自由度の高さがあります。
  • エピソード: 1987年に「アリナミンV」のCMで使用され、以降も様々な番組で使われています。JUJUによるカバーも人気です。

The Girl From Ipanema(イパネマの娘)|ボサノヴァの至宝

「休日の昼間にコーヒーを飲みながら」聴くのに最高な、ボサノヴァの代名詞。

  • プレーヤーの視点: シンプルに聞こえて、実はコードチェンジが多く難易度は高め。プレーヤーとしての腕が試されます。
  • エピソード: 19歳の女性エロイーザ・ピニェイロという実在のモデルがいたことでも有名です。

Now’s the Time|ジャズの神様が遺したブルース

ジャズの原点を作ったチャーリー・パーカーによる、不朽のブルース。

  • プレーヤーの視点: 多くの奏者が彼のアドリブをバイブルとして勉強します。セッションの最後に全員で演奏されることも多い曲です。
  • エピソード: 『孤独のグルメ』の劇中で流れるような、渋いブルースの空気を纏った一曲。

Satin Doll|デューク・エリントンが描く小粋な世界


ビッグバンドから生まれた、軽快で洗練された一曲。今回は原点のビッグバンドのYoutubeを差し込みました。

エピソード: 「いかした男、おしゃれな女」という意味。六本木の老舗ジャズレストランの名前にもなっています。

プレーヤーの視点: 次々と転調するツー・ファイブの連続は、中級者への登竜門。

L-O-V-E|ハッピーな空気に包まれる名曲


ナット・キング・コールの名曲。最近では「キリン一番搾り」のCMでもお馴染みです。

エピソード: 意外とセッションで見かけることは少ないですが、誰もが笑顔になれる不思議な魅力があります。

プレーヤーの視点: 転調がなく、ツー・ファイブを素直に練習できるため初心者向き。

My Favourite Things(私のお気に入り)|JR東海CMで誰もが知る旋律


JR東海の「そうだ 京都、行こう。」で20年以上使われ続けている、あの曲です。

エピソード: アニメ『坂道のアポロン』の文化祭シーンでの演奏は、ファンならずとも胸が熱くなるはずです。

プレーヤーの視点: 3拍子(ワルツ)から生まれる独特の疾走感。

Someday My Prince Will Come(いつか王子様が)|ディズニー×エヴァンスの魔法

映画『白雪姫』の挿入歌。ビル・エヴァンスによる演奏があまりにも有名です。

  • プレーヤーの視点: 物静かなイントロと、ノンダイアトニックコード(スケール外の音)が織りなす繊細な響きが最高。
  • エピソード: 3拍子の中級向け楽曲。大人のディズニーとしても楽しめる一曲。

Days of Wine and Roses(酒とバラの日々)|耽美なメロディの裏にある哀愁


セッションで非常に人気が高く、美しいメロディが心に響くスタンダード。

エピソード: 原作映画はアルコール依存症の夫婦を描いた重い内容ですが、曲自体はどこまでも優雅です。

プレーヤーの視点: 様々なキーのツー・ファイブ練習に最適。演奏者にとっての「トレーニング・ソング」の一面も。

まとめ:自分だけの「お気に入り」から始めよう

今回ご紹介した10曲は、どれもジャズの歴史を彩ってきた名曲ばかりです。まずは気になった曲をYouTubeやApple Musicなどで検索して、奏者ごとの「違い」を楽しんでみてください。

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